基本は保湿
カサカサしていたり荒れていたりする手はケアが行き届いていない印象を与えてしまいます。
手のケアの基本は保湿です。こまめにハンドクリームや保湿剤などを塗るのが基本です。基本的に塗る際は、ベッタリとつけるのではなく、少量をこまめに塗ることが大切です。常に薄い膜を手に纏わせるようなイメージです。
ワセリンをはじめ、自分に適した保湿剤を見つけて、こまめに塗るようにしましょう。
手荒れを防ぐ
手は乾燥や炎症によって荒れていく
冬になりますと、手が乾燥してカサカサになったり、ひび割れが発生したりする人も多いでしょう。手湿疹、いわゆる手荒れは、主に水仕事を中心とする家事などで起こりやすく、男性でも悩んでいる人は大勢います。しかし、どんなに手があれていても手を使わずに生活はできません。
手のひらの皮膚は、本来厚い構造をしています。それが、水などを使うことによって刺激となり、乾燥や炎症を起こして「カサカサになる」「指先の皮がめくれる」、場合によっては「裂け目(亀裂)が生じる」といった症状などが起こります。
また、一度手あれが起こってしまうと、角層のバリア機能が壊れ、悪循環をくり返して治りにくくなります。
手荒れは放置せずに早期治療が大切
手荒れはそのうち治ると考えている人も多いのですが、手荒れの治療開始のタイミングが早いほど症状改善に繋がりやすいのです。
特に、ひどい手荒れについては治療に時間がかかるものも多いので、たかが手荒れと放置せずに、皮膚科を受診したり薬局で購入した薬を塗ったりなどして、早期の治療開始が重要です。
手荒れがおきている場合
すでに手あれがおきている場合は、手洗いを最小限にとどめます。熱めのお湯は乾燥を招きますので、ぬるま湯を使いましょう。
洗ったあとは水気をきちんと拭き取り、ハンドクリームを塗るのを忘れないようにしましょう。